債務整理の費用は方法によって変わる

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債務整理士業費用

借金をより大きく圧縮できる債務整理は費用が高くなります。自己破産と個人再生は30~40万円ほどの依頼料がかかり、それぞれ減額率は100%と80%です。自己破産は借金を完全に相殺できるので、人生を再スタートするのに最適な方法です。個人再生は100%の相殺はできず80%に留まりますが、持ち家やクルマなどの財産を残せます。

自己破産と個人再生による手続きは、すべての債権者が対象になります。借入れ先が1件でも10件でも依頼料は変わらないわけです。それゆえ借入れ先が非常に多いのであれば、個別対応できる任意整理より安価になるケースが少なくありません。任意整理は1件あたりの依頼料になるので、借入れ先が10件や20件などと多いと自己破産・個人再生の料金を超えてくることがあります。

債務整理の費用が最も安いのは任意整理で、こちらは1件につき5万円くらいです。安価な法律事務所や司法書士事務所では、3万円くらいで請け負ってくれるところもあります。全般的には法律事務所より、司法書士事務所のほうが少し安価です。債務整理の費用は借金の総額を超える可能性があると考える方がいますが、ほとんどは借金の減額幅よりも少額の料金になります。

100万円の借金を解決するのに、40万円使っても費用対効果から言えばプラスになるでしょう。過払い金が生じている場合は、さらに依頼料金を圧縮できます。過去の借入れ状況によっては、100万円をはるかに超える過払い金が戻ってくるケースがあるからです。

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